秤屋会長のひと言

満ち潮引き潮どちら?


この夏、三つの大変革が起きた。というか、地底を這っていた伏流水が地表に吹き上がってきたといったほうが適切かもしれません。これからの日本のいくすえに少なからざる影響力を持つ社会現象ということで注目されます。先ずデフレの終息宣言。日銀の、ゼロ金利停止措置という形で表面化しました。ついで、企業利益を示す指標である、ROE(株主資本利益率)が過去最高の上昇を06年3月期に達成したという報道。過去20年で最高という。数年前、G7などで、世界の貧乏神呼ばわりされていた頃からは様変わりであります。そして、アジア外交で大きくつまずいている靖国問題であります。本来なら国内問題に過ぎないものと考えたいのですが、いまやそれどころか、国際問題化し、超大国の中国、中堅国の韓国をやすやすと敵にまわしてしまうことになり、大きく国益を損なっております。そこに、昭和天皇のご心情を反映したメモの出現。これで世論は大きく転換するのではないでしょうか?個人の心情の問題だから関係ないと突っぱねている強情首相の存在。個人の心情ならば、公の場で発揚する必要はないと考えますがいかがでしょうか。それにしても終戦記念日を前にして、このメモ出現のタィミングのよさはなんなのでしょうか?しかも日経新聞のスクープとやら。             

平成十八年七月二十四日 記




35年生まれの戦前派。早稲田大学政経学部で経済学を専攻。

略歴
60年中日新聞社入社。
67年(株)守隨本社入社。三県下に限られていた販域を全国区へ展開
74年同社常務就任:機械式はかりから電子式はかりへの転換にいち早く取り組み、成功。新製品を次々と発表。次いで85年よりプラザ合意後の円高を利用し、海外との交流を開始。海外優秀製品を日本市場へインプットし、吊り秤市場ではTOPのシェアを掌握した。
90年同社社長就任
以後、移動式計量機で産業界の物流システムに貢献した。
2016年代表取締役会長に就任
2021年代表取締役会長を退任

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