秤屋会長のひと言

核融合発電・・人類とエネルギー源の将来3


核融合とはいったいどういう現象なのでしょうか。その前に、同じ分野として、原子核分裂現象は,御存知の通り,第2次大戦を終わらせた原子爆弾の開発に応用され、その後の人類の歴史に大変革をもたらしました。ウラニュームを原料とする核分裂エネルギーは、いまは平和利用され、人類のエネルギー源として大いに役立っております。しかし、このエネルギーにも問題が山積いたしております。勿論有限なものであり、近い将来、資源としては枯渇いたします。またそれ以上に悩まされているのは、放射性廃棄物の膨大な発生量です。生物にとってこれほど恐ろしい毒物はないといってよいもので、年々、膨大な発生が引き続いております。また、核分裂の制御については、1歩まちがえると、とんでもない暴走がはじまって、分裂現象が止まらなくなくなるといった炉心溶解、つまり爆弾化するということ。ロシアのチェルノブルイ、アメリカのスリーマイルズ発電所の惨劇を見ればわかります。余談ですが、皮肉?にも、核融合研究所のわずか15分くらいの距離、同じ瑞浪市内に、瑞浪超深地層研究所があります。これは、核分裂によって生じた放射性廃棄物を、地下(300m)に廃棄した場合における、放射能物資がどのように、地層に影響を与えるのか地下水の変化を通じて観察していこうとする研究がなされております。日本の有力な建設会社数社が協力、日本原子力研究開発機構東濃地科学センターが主催いたしております。我々のツアーは、核融合研究所へ行く前にここを訪問いたしております。地下250メートルまでリフトで降下いたしました。後50メートルは現在掘削中では入れません。つまり、分裂と融合がセットになっている!親切なツアー設計でございました。



(次回に続きます)




35年生まれの戦前派。早稲田大学政経学部で経済学を専攻。

略歴
60年中日新聞社入社。
67年(株)守隨本社入社。三県下に限られていた販域を全国区へ展開
74年同社常務就任:機械式はかりから電子式はかりへの転換にいち早く取り組み、成功。新製品を次々と発表。次いで85年よりプラザ合意後の円高を利用し、海外との交流を開始。海外優秀製品を日本市場へインプットし、吊り秤市場ではTOPのシェアを掌握した。
90年同社社長就任
以後、移動式計量機で産業界の物流システムに貢献した。
2016年代表取締役会長に就任
2021年代表取締役会長を退任

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