秤屋会長のひと言

民主大敗とみんなの党の躍進


七月参院戦の予測を施行日(7/11)にして見ました。使ったツールは弁証法です。



遠いその昔、小生が大学生だったころ、なんと50年以上前となりますか?経済学の講義を受けておりました。その折の教授の曰く、唯物弁証法はカールマルクスの共産主義国家創世理論の出発点をなすもので、過去の歴史展開はその方法によって分析するとすべて見事にその理論どうりに説明できるという。だからその手法を未来に当てはめれば未来が予測できるというものです。ということで本当かどうかこの理論を使って参院線の結果を予測して見よう。では弁証法とはどういう内容を有する理論なのかということ。50年前のウロ覚えでの解説ですので内心大汗を掻いております。



ではさっそくこの手法を使って参院選を予測してみましょう。弁証法の骨子は、砕いて言えば、この場合に適用するとせば、Aという磐石の存在に対して、Bという反対勢力があらわれ、激しく争っている状況で、Aでもない、Bでもないしかし両者のどちらににも根をおいているが、ABの良い所どりしたC勢力が現れる。そしてそれが優勢になり、やがてCが覇権を握る。そしてまた対抗するDが現れてという連鎖の繰り返しのうちに社会は進化していくという歴史的構図を描いているようです。例えば源氏平家の覇権争いなら誰でも知っていると思います。A公家勢力(中央権力=中央集権)対B武家勢力(地方勢力=封建制)の軋轢、その結果、C鎌倉幕府の誕生となりました。この封建制が信長の出現により天下統一という近代的中央集権国家の誕生を促すまで、応仁の乱という覇権争いが続くわけです。ああきりがない!



そして本題がそれすぎましたが、参院選に戻すと、A=自民党、B=民主党、となりますが、これはすぐにわかるのですが、はたしてCとなるのはどこかということになります。



自民党を蹴っ飛ばして独自の理論で挙兵した『みんなの党』=Cと想定するのが順当と見ました。AとBはいづれも大きい政府を目ざし、主要政策は、福祉政策とデフレ退治のために大型予算編成を打ち出しております。しかしCの方は、先ず徹底的にムダを省きちいさい政府を目指す。あきらかにAでもないBでもない、Cが弁証法的にはのし上がってくるという構図が透けて見えておりました。その他にも小党が林立いたしておりましたが、自民との亜流に過ぎないか、A≠B≠Cの分類しかできませんでした。



ただいまごろになって、結果が出てから発表しておりますので予測的中の栄誉は御辞退申し上げます。こんごもっと社会現象に当てはめて、予測手段としての弁証法の練習をすることはよいことだと思いましたので書かせて貰いました。




35年生まれの戦前派。早稲田大学政経学部で経済学を専攻。

略歴
60年中日新聞社入社。
67年(株)守隨本社入社。三県下に限られていた販域を全国区へ展開
74年同社常務就任:機械式はかりから電子式はかりへの転換にいち早く取り組み、成功。新製品を次々と発表。次いで85年よりプラザ合意後の円高を利用し、海外との交流を開始。海外優秀製品を日本市場へインプットし、吊り秤市場ではTOPのシェアを掌握した。
90年同社社長就任
以後、移動式計量機で産業界の物流システムに貢献した。
2016年代表取締役会長に就任
2021年代表取締役会長を退任

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