秤屋会長のひと言

バイキングとサムライの対決


我々の世代(60台以上を指します)は、野球には詳しいのですが、サッカーに関しては全くの門外漢。ボールに触ったこともないという世代です。しかし、国対国の対決となれば話は別です。ルールもろくに知らない、とにかく相手のネットのかごの中にけりこめば得点でき、その得点の高さによって勝負が決まるぐらいでの最低の条件だけで鑑賞出来るのもこのスポーツの特徴ですか?



カメルーンに勝ち、オランダに負け、デンマーク戦と進み、オランダに負けたからには恐らくデンマークにも勝てまいと、午前3時のスタートには付き合うほどのフアンでもないやと早々と寝てしまいました。



しかしアサ目覚めてテレビチャンネルを空けてびっくりではないですか!3対1で勝っておりました。これはしまったなというのが偽らぬ感想でしたが、済んでしまったことは仕方ないと思いつつ、歓声で割れかえっている試合経過をテレビで見るほかはないわけです。



得点中の2点はペナルテイキックで得たものでした。この両者の戦いを見ていて、これはバイキングとサムライの対決だなと直感いたしました。とにかくデンマーク人というのは、バイキングの子孫、しかも直系の。骨格と筋肉量は、東洋人の遠く及ぶものではないのです。重戦車と装甲車ぐらいの差はある。その連中の体当たりをまともに食らってはひとたまりもありません。吹っ飛ぶわけです。それが審判の同情?を呼び、PKの判断となったのではないか?重戦車同士のぶつかり合いなら目立たないところではなかったか?そこからはサムライの真骨頂。極めて繊細で正確なキック。もはや芸術的とか言いようのないキックの軌跡を見て唖然といたしました。ゴールの鉄柱とデンマークGKが思い切って突っ込んだ指先との空間は20センチとあったどうか、ボール1個分の隙間しかないところへ打ち込んでおりました。もうこれは「技」としか言いようのないものです。名人技です。鍛え上げた剣豪の繰り出す目にも止まらぬ居あいぬき一閃によって切り倒されてしまった勝負をみたのです。



さて本日、6月29日今より12時間後、午後11時より、南米パラグアイとの決勝戦に臨むわけです。これまで3戦すべて勝敗スコアまで言い当ていた、女性の予言によれば、2-1で日本の勝ちとのこと。大いに期待が盛り上がるわけで、今日こそは寝ないで見るぞと決意いたしております。ただ今度は、南米のパラグアイ。ここの民族は我々と共通の先祖であるモンゴル系と西欧人でも小柄なラテン系の混血が主体の国家で、われわれ日本人とは似たような骨格と筋肉、敏捷性を主とした戦法で強力な相手です。日本とは良く似た戦法で臨むと言われております。デンマークとはさまがわりの相手です。スタミナ勝負でしょうか?今はいった情報によれば、パラグアイの監督は、日本のFKをもっとも警戒すべきであるとして、ペナルテイフイールドでの行動については慎重に慎重を極めるといっているそうであります。サムライの居合い切りが恐怖の的らしい。




35年生まれの戦前派。早稲田大学政経学部で経済学を専攻。

略歴
60年中日新聞社入社。
67年(株)守隨本社入社。三県下に限られていた販域を全国区へ展開
74年同社常務就任:機械式はかりから電子式はかりへの転換にいち早く取り組み、成功。新製品を次々と発表。次いで85年よりプラザ合意後の円高を利用し、海外との交流を開始。海外優秀製品を日本市場へインプットし、吊り秤市場ではTOPのシェアを掌握した。
90年同社社長就任
以後、移動式計量機で産業界の物流システムに貢献した。
2016年代表取締役会長に就任
2021年代表取締役会長を退任

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