秤屋会長のひと言

スリーハンドレッド 2

前回スリーハンドレッド1の続き


出る釘は打たれるということでしょうか、ペルシャから見れば、隣のギリシャの連中が西方への通商などで、大いに繁栄しているらしい。これはほとっけない。何とか傘下に収めより強大な国家を作りたいと考え、ギリシャへ働きかけ、ペルシャの属国になるようにと使者を送ってきたわけです。
自由気ままにやってきたギリシャに国難迫るであります。もちろんいうことを聞かない場合は叩きつぶすぞです。これはお決まりのセリフです。痛い目に遭いたくなければクセルクセス王に絶対忠誠を誓えときます。
ながいあいだ、それまで部族同士で気ままにやってきた誇り高きギリシャ人にとっては東洋風の奴隷的な隷属関係など頭から受け付けられない。ギリシャの王は東洋のような絶対権を持っていないので、国民議会に掛けます。
賛否両論、和平派、闘争派に分かれ意見が決まらない.使者は期限を切り、それまでに忠誠を誓わない限り、宣戦布告と見なすという。
その裏ではペルシャ側の切り崩しのワイロ攻勢が始まります。
議員のうちで強欲そうなものを買収して評決を有利にしようと暗躍いたします。こういうことは簡単には決まるものでありません。特に民主的な政治形態のギリシャではなおのこと決まりません。日を追うにしたがってペルシャ側の工作が功を奏し、和平側の勢力が増してきます。王と妃の苦悩は募るばかりです。反対派の議員はますます数をましついに約束の期限が来てしまいます。

どうしたら、議会を開戦に決意させるか?
王はついにある手段を決意いたします。どうしたのか?(3に続く)




35年生まれの戦前派。早稲田大学政経学部で経済学を専攻。

略歴
60年中日新聞社入社。
67年(株)守隨本社入社。三県下に限られていた販域を全国区へ展開
74年同社常務就任:機械式はかりから電子式はかりへの転換にいち早く取り組み、成功。新製品を次々と発表。次いで85年よりプラザ合意後の円高を利用し、海外との交流を開始。海外優秀製品を日本市場へインプットし、吊り秤市場ではTOPのシェアを掌握した。
90年同社社長就任
以後、移動式計量機で産業界の物流システムに貢献した。
2016年代表取締役会長に就任
2021年代表取締役会長を退任

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