私と易20
さあ、ここで30年近く時間を遡りましょう。平成元年の前後です。当時、日本経済は国が始まって以来の盛況、イザナギ景気を謳歌しておりました。そしてこの繁栄は永 久にに続くと信じて疑わなかった。諸外国の経済学者も日本経済の繁栄を誉めそやす始末。未来のことはわからない浅はかな人間のハマりそうな笑えぬ喜劇であ...
さあ、ここで30年近く時間を遡りましょう。平成元年の前後です。当時、日本経済は国が始まって以来の盛況、イザナギ景気を謳歌しておりました。そしてこの繁栄は永 久にに続くと信じて疑わなかった。諸外国の経済学者も日本経済の繁栄を誉めそやす始末。未来のことはわからない浅はかな人間のハマりそうな笑えぬ喜劇であ...
易そのものは、3000年来、天の声を聞く手段ということになっております。 その天はとは何を指すのかということです。あっさり言えば、神であります。中国では天帝ということになります。超越的存在つまり神の存在を認めるか否かは現代科学の支配する現世において、極めて微妙な課題と葛藤を投げかけてきております。キリ...
それが第3爻変の暗喩で示されております。 「その腰に留まる。」 つまり目的地にはつけない。 その挙句、強行すれば「その夤ー背の肉ーを裂く。」明らかにこの際の占的としてあてはめれば、伊藤公が重傷を負うか、命を失うかきわめて深刻な事態を予想させます。 こんな卦が出れば、高島師ならずとも判定は容易。そこで上...
明治42年(1909)、3年半在任した、初代韓国総監の地位を辞任した、伊藤公は、日露戦争の後、対ロシアの今後の対応を考え、満州視察 を計画した。日本による、韓国併合の1年前のことであった。このころ朝鮮半島では、排日運動が激烈を極めており、その計画を立ち上げた本人である、伊藤公への憎悪は険悪なものがあったそう...
私が30代の後半の頃、推理小説作家の高木彬光という売れっ子の作家が、巧妙な推理 とサスペンスを売り物に多数の作品を発表いたしておりました。そのなかで、一連の作風とは全然異なる「易経の神秘」(この題はうろ覚えで違っているかもしれません)という標題の作品を発表いたしました。たまたま書店で見かけたので、驚き...
株式会社 守隨本店元会長
35年生まれの戦前派。早稲田大学政経学部で経済学を専攻。
略歴
60年中日新聞社入社。
67年(株)守隨本社入社。三県下に限られていた販域を全国区へ展開
74年同社常務就任:機械式はかりから電子式はかりへの転換にいち早く取り組み、成功。新製品を次々と発表。次いで85年よりプラザ合意後の円高を利用し、海外との交流を開始。海外優秀製品を日本市場へインプットし、吊り秤市場ではTOPのシェアを掌握した。
90年同社社長就任
以後、移動式計量機で産業界の物流システムに貢献した。
2016年代表取締役会長に就任
2021年代表取締役会長を退任