秤屋会長のひと言

易と私.3

すみません、ここで少し脱線させて下さい。


「未来予想は人類が現にやっているではないか。」という反論も出てきましょう。たしかに天気予報は明らかに未来予測です。また株価、FX、競馬などの世界では未来予測が必須なツールとなっており、 ノーベル賞受賞者それクラスの経済学者が何人もかかって難しい理論を作り上げ、 それに基づいたソフトを開発、実践に応用した例もあります。これらの未来予想は、原則全てが過去のデータの解析に依存するものであります。しかし過去のデータを全て網羅した所で、過去に起きた事のない現象が生じた場合、通用しません。学者さんの作った投資会社はスタートした時点では連勝しておりました。しかも高配当。 しかし過去に例のない社会現象が起き、致命的な損害を生じ、なすすべくもなく倒産消滅いたしました。


要するに人類が科学的に未来予測するとしても過去データに依存するよりありません。という事です。


そこが易の見る未来像と根本的に異なる点です。過去のデータは関係ありません。占えばいきなり、未来の時点に飛んでいきます。そこが知りたい未来です。その未来は過去とは関係ありません。先験的にそうなるのだと言うよりありません。 つまりその時点で疑似時間旅行をしているのです。 人間の認識不能の世界です。 そこで指し示す暗示と象徴をいかに読むかが決め手です。


 おみくじを引いたことがありますね。わーい\(^o^)/大吉だなんてなかなか楽しい瞬間です。しかし真面目にこれを信用している人はあまりない。なぜでしょう?そろそろ本題に入っていきます。ここまで読んでくれた人は相当忍耐力と頭力の優れた人と思います。仲良くしたいですね?


脱線ついでにもう少しエピソードを!最近のニュースで気になった事。
まずは2016年3月20日、NHKの夜7時のニュース。


日本にも自分で問題を解決する自立学習型コンピュータープログラムがあることを知りました。日本をバカにしてはいけませんね。日本にあるのは「ZEN」と称する自立型人工頭脳らしいです。これはおそらくイギリスの人工知能と同じコンセプトで作られているのでしょう。その人工頭脳が多数集まって優劣を競う囲碁トーナメントを開いたらしいのです。どうやらイギリスの独占ではない様です。 トーナメント形式での30以上の人工頭脳が対戦、その中で日本の「ZEN」は勝ち上がって、今日(3月20日)、 最終戦をアメリカFacebook開発ソフトと対決、見事に勝ち抜き、優勝しました。開発者は勝って嬉しいがこのようなソフトがたくさん出てきていることは驚きですという感想を洩らしておりました。
この世界は既に、戦国時代にあるらしい。
対人間で勝利したグーグル傘下のイギリスの会社の人工頭脳「アルフアー碁」は参加していないと伝えております。果たして日本の「ZEN」と対決してどのような結果を出すか、いつかその日も来るでしょうが、興味津々です。


お次は、2016年4月6日の日經新聞の記事。
「文部科学省が2016年4月内に新設する、人工知能(AI)研究拠点のセンター長人事が固まった。41歳の杉山将・東京大学教授が就任する。日経ビッグデータの取材で明らかになった。杉山氏は、経済産業省、総務省がそれぞれ所管するAI分野の研究センター長と比べ、30歳近くも若い。若手を抜擢して10年後を見据えた研究を目指す。」早いのか遅いのかわかりませんが、とにかく人工知能について国が本格的に取り組むようです。アルフアー碁に刺激された様ですね。




35年生まれの戦前派。早稲田大学政経学部で経済学を専攻。

略歴
60年中日新聞社入社。
67年(株)守隨本社入社。三県下に限られていた販域を全国区へ展開
74年同社常務就任:機械式はかりから電子式はかりへの転換にいち早く取り組み、成功。新製品を次々と発表。次いで85年よりプラザ合意後の円高を利用し、海外との交流を開始。海外優秀製品を日本市場へインプットし、吊り秤市場ではTOPのシェアを掌握した。
90年同社社長就任
以後、移動式計量機で産業界の物流システムに貢献した。
2016年代表取締役会長に就任
2021年代表取締役会長を退任

カテゴリー