秤 はかり トラックスケール 計量器 ロードセル

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非鉄金属等スクラップ受入計量時の多段計量システム導入事例

トラックスケールの計量画面


産業廃棄物業界における問題の背景


物流業界では2024年問題が顕在化しており、特にトラックドライバー不足や物流コストの増加が深刻な課題となっています。
こうした中、産業廃棄物や金属スクラップを扱う企業では作業効率を向上させるための改善が求められています。
このお客様では金属リサイクルを効率的に行うための新しい計量システムを導入し、これらの課題に対応しました。


非鉄金属計量に対するお客様の課題


お客様が直面していた課題は以下の通りです
1.計量作業の非効率性
 トラックスケールで非鉄金属(銅・砲金・真鍮・アルミ・ステンレス等)を計量する際、銘柄ごとに分けて個別に計量を行う必要があり、多くの時間を要していました。特に複数の銘柄が1つのトラックに混在する場合、個別の再計量作業は大きな作業負担となります。
2.データ管理の煩雑さ
 計量データを顧客毎や月毎に整理し、集計する作業が手間となり、業務効率化を妨げていました。


非鉄金属計量の課題解決


これらの課題に対し、弊社はトラックスケール用多段計量システムを提案しました。
本システムの特長は以下の通りです
多段計量機能
 1回の計量操作で最大6銘柄を登録可能。これにより個別計量の手間を削減。
データ出力機能
 計量データをCSV形式で出力可能とし、表計算ソフトを用いた簡易なデータ加工を実現。


トラックスケール用多段計量システム導入の効果


導入後、以下の成果が得られました
1.作業時間の短縮  
 従来のシステムでは複数回トラックの乗り降りが必要だった計量作業が、1回の乗り降りで完了するようになり、作業効率が大幅に向上しました。
2.データ管理の簡略化
 各銘柄の重量データを個別に取得し、CSV形式で出力できるため、月次や年次の集計が容易になりました。
3.顧客評価の向上
 計量データの正確性と加工のしやすさが高く評価され、お客様の業務効率化に貢献できました。


まとめ


物流2024年問題に対する一つの解決策として、弊社のトラックスケール用多段計量システムがお客様の課題解決に大きく貢献しました。
本システムは作業効率向上とデータ管理の簡素化を実現し、現場の負担軽減と顧客満足度向上につながっています。
今後も弊社は物流業界の課題解決に向けた最適なソリューションを提供し、お客様の事業発展に寄与してまいります。


トラックスケールシリーズの特長


  • 自信と経験から生まれたトラックスケールシリーズ
  • 独自に開発した新しい技術を加え、ご使用目的に応じた最適機種をご提案
  • 他メーカー品の入れ替え工事も可能です

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