『移動式はかり』とは?メリットと使用例を解説【2024年問題 対策】
もくじ
1. 『移動式はかり』とは
2. 『移動式はかり』のメリット
3. 2024年問題に役立つはかり
1. 『移動式はかり』とは
『移動式はかり』とは文字通り、移動できるはかりのこと。
入社してすぐのこと。
会社のえらい人に
ワタシ(・∀・)??<『移動式はかり』って何ですか? と聞いてみたら
エライヒト(`・ω・´) <『移動式はかり』は造語。
①(コンパクトだから) はかりを「移動できる」
②(マテハン機器と一体型の)はかりでそのまま「移動する」の移動に由来する、ニュータイプの言葉なのだよ。とのこと。
つまり、弊社守隨本店では
持ち運べたり移動して使えるはかり製品をまとめて『移動式はかり』と呼んでいます。
ニョキっと脚が生えたはかりをイメージしてみてください。(※ただし、動かすのはヒト。)
kg(キロ)単位でない、t(トン)単位の「わりとデカめなはかり」と聞くと、
据置きの台はかりをイメージされる方が多いかと思います。
←コレ
台はかりの重さは約300kg。
移動させるには、当然フォークリフトが必要になります。(※サイヤ人を除く)
また、それなりに大きなサイズですので、動かすにしても場所が限られてきます。
対して、移動式はかりは持ち運べるようなコンパクトさが特徴の製品も多いですし、
フォークリフトスケールなどのマテハン機器やトラックにペチャっとはかりを付属する製品もあります。
←移動できる台はかり
(パレットetc.を上に載せれば普通の台はかりに。
シリーズ最軽量 14.7kg~)
2. 『移動式はかり』のメリット
移動式はかり最大のメリットは、計量器を動かして好きな場所ではかれること。
例えば、据置きのはかりを使用した場合の、トラックに荷物を積込む前に計量する動線は、以下の5STEPが一般的かなと思います。
荷物をはかりに持っていくのではなく、はかりを荷物へ移動させることができれば、①⑤の工程をショートカットできる場合もあります。
つまり、据置きのはかりまで運ぶ手間を省けるなど、計量の効率化を目指せるのはもちろん、
例えば倉庫内でのより効率的な動線・レイアウトの見直しに繋がる可能性があるのです。
また、はかり付きマテハン機器を使えば、はかりまで運ぶ工程を全てカットできるほか
場合によっては 台車などに荷物を載せ替える 台車から荷物をおろす工程を機械化でき、さらに効率的な荷役作業に繋がります。
3. 2024年問題に役立つはかり
ここでは計量・荷役の効率化、2024年問題に役立つはかりを具体的にご紹介していきます。
( ´•ω•`).。o[2024年問題とは…?]→詳しくはコチラ
トラックの積載量を知るには、2つの方法があると思います。
もちろん、荷物をトラックに【積込み前】にはかる
荷物をトラックに【積込み後】にはかる
まずは、それぞれのタイミングで効率化に役立つアイテムを表でババっと。
改めて、文字でも移動式はかりを使うメリットを補足します。
〇ポータブルはかり
★Uフレームスケール
自重14kg~の持ち運べる、どこでも台はかり。
(台はかりの重さ:約300kg←デジャヴ。大事なことなので2回言いました。)
据置きの台はかりと比べて非常にコンパクトですが、~2,500kgまで計量できるパワフルマン。
(スチールタイプのみ、他タイプ~2,000kgまで)
Q. ( ˘•ω•˘ )<いやいや真ん中空いてるし、載せられないよ?どうやって使うの?
A. (`・ω・´) <パレットや角パイプをお皿代わりに、通常の台はかりとしてお使いいただけます。
★ポータブルトラックスケール
こちらも持ち運べる、基礎工事不要のどこでもトラックスケール。
自重18kg~(1PADあたり)。
過積載チェックをしなければならぬ。
だがしかし!
(˘⊙ ω ⊙˘ ).。oO 設置場所がない! 使用回数が少ない!!工事が大変なのだが!!!
という方におすすめの製品です。
流石に野ざらし・雨ざらし・水浸しは壊れてしまいますが、多少の雨なら使用OK。(IP66)
〇はかり付きマテハン機器
★ハンドパレットスケール
ハンドパレットにはかり機能がついた製品。
ツメに荷物を載せて計量、そのまま目的地まで搬送できるため、はかる作業をショーカット!
パレット荷役もはかどる!はかどる!
倉庫内での、より効率的な動線やレイアウトの見直しに繋がります。
★フォークリフトスケール
はかり機能付きフォークリフト。
お手持ちのフォークリフトがはかり機能付きフォークリフトに変身。
最大のメリットは、フォークリフトで荷物を運ぶ動線内で計量ができること。
はかりに持っていく・載せ替えるなど、計量のためだけに行っていた作業と手間を全てカット。
大量の荷物を効率的に計量・目的地まで運ぶことができます。