私の八月十五日 part7
これで日本敗戦への総括を終えて、肩の荷がおりました。そこで何とは無しに関連のある私的エピソードを添えて最終としたい。 わが父は、昭和十二年八月、私が二歳の頃、上海事変と称される日中戦争の勃発と同時に召集されました。私の一番古い記憶が、出征を見送る大群衆の名古屋駅での風景です。私は父の従兄弟にあたる...
これで日本敗戦への総括を終えて、肩の荷がおりました。そこで何とは無しに関連のある私的エピソードを添えて最終としたい。 わが父は、昭和十二年八月、私が二歳の頃、上海事変と称される日中戦争の勃発と同時に召集されました。私の一番古い記憶が、出征を見送る大群衆の名古屋駅での風景です。私は父の従兄弟にあたる...
米軍の戦争準備に2年はかかると予測(事実はその通り)その間に、連合国の物流網を大幅に破壊して、アメリカの巨大な戦略物資の供給を遮断する計画を立て、それを実行するに十分な連合艦隊を日本は持っていた。 もっぱら物量に頼る欧米の軍隊はその物量が儘ならぬとなれば、戦争遂行の意思を大きく挫かせるという予測は決...
昨年の八月十五日を機にこのテーマで書き始めましたが、その動機はなぜこのような負けるとわかっていて無謀な戦争に踏み込んだのかという疑問を自分なりに承知し ておきたいという心からの願望からです。ついに1年かかりになりました。 しかし、つい最近刊行されたー2019年6月20日、林千勝著「日米開戦陸軍の勝算」・・...
後だしのY方式がなぜ優れているのかについては、説明によれば、機械システムは極めてコンパクトに出来上がっていることに尽きるという。X方式で作ると、非常に規模が大きくなる。イメージ的には、アポロ月着陸船のように背が高くまた下辺の支えも頑丈になる。およその高さは2階までぶち抜きで作らなければならない。...
やれやれとんでもないお邪魔虫だなと思いながら、思い出してみますと、このライバル社Bは九州地区に地盤を持っており、このお客様は大切な顧客であり、それを失うことは大打撃となるわけです。立場を替えれば一大事なことには変わりありません。しかし私たち側のプラントメーカーAさんは、4社もはかりメーカーを替えな...
株式会社 守隨本店元会長
35年生まれの戦前派。早稲田大学政経学部で経済学を専攻。
略歴
60年中日新聞社入社。
67年(株)守隨本社入社。三県下に限られていた販域を全国区へ展開
74年同社常務就任:機械式はかりから電子式はかりへの転換にいち早く取り組み、成功。新製品を次々と発表。次いで85年よりプラザ合意後の円高を利用し、海外との交流を開始。海外優秀製品を日本市場へインプットし、吊り秤市場ではTOPのシェアを掌握した。
90年同社社長就任
以後、移動式計量機で産業界の物流システムに貢献した。
2016年代表取締役会長に就任
2021年代表取締役会長を退任